拍手コメントお礼♪

語ります。そしてお返事

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久しぶりに新撰組について語ろうと思います。なぜなら久しぶりに新撰組の本を読んだからです。
沖田総司が主役の本でもう30年以上昔の作品なので大分歴史的事実なども今の解釈とは異なる部分もあるような気がしましたがとても読みやすくて面白かったです。

しかし。

とっても切なかった。

最期には驚くべきどんでん返し?が待っていてもう胸が詰まっちゃって、でも涙は出ない、そんな絶望感に襲われました。

数々の新撰組を題材にした作品がありますし私はその半分も読んでいないとは思うのですがその上で語らせていただくとしますね。


新撰組を題材にした本の中での沖田総司像って大きく分けて本当に大きく分けて二つあると思うんです。
一つは「風光る」のように局長副長と絶対的信頼で結ばれている沖田総司。
「風光る」では最初からずっとそうですね。近藤先生に絶対的な忠誠心を抱いている。
本来なら「何故そこまで?」と意味が分からなくなりそうな忠誠心なのに「風光る」ではその「何故」がきちんと説明されているから納得して読める。
「PEACE MAKER」では局長副長からの沖田総司への絶対的信頼は最初からあるけれど総司がきちんと心を許せた瞬間は甲府に向かうときのあの名場面(私の中で)だと思っています。土方さんの「息をしてるだけでいいんだ」の涙です。(読んだことのない方は是非ともその場面だけでも読んでほしい!)
そこで総司は「自分は近藤先生の手足としてでなく一人の人間として認められていた」ことに漸く気付けた、そんな気がするのです。
このタイプの沖田総司はとても幸せだと思います。だって信頼して大好きな人に必要とされているのだもの。
信じるものがあるって、とても幸せだと思うのです。

もうひとつは局長や副長に対して敵対心、まではいかなくとも不信感を抱くタイプ。
大体が試衛館時代には近藤先生を尊敬して慕っていたけれど京にきて近藤先生は変わってしまった、と新撰組のやり方に疑問を持ってしまい気持ちが離れていく感じですね。
今回のお話はこのタイプ。
局長と副長は総司を大事に思ってはいるのです。でも総司は芹澤先生の暗殺から始まり山南先生の切腹で完全に心が壊れてしまってそのまま感情を殺しながら死んでいるように生きていくのです。
だからといって局長を裏切る気持ちは到底ない。
この本の総司は一度だけある理由があって「脱走」を決意しますが断念します。
その時の自分は許されたのに山南さんは許されなかった。

総司の心の闇を垣間見る瞬間。それは大抵『山南さんの死』と深く関わっている気がするのです。
山南さんの死って本当に謎に包まれていますよね。最近見たテレビでは
『山南さんは脱走していなかった。もともと大津で長いこと療養していたのだ』
という見解が示されて目から鱗でした。
全くといっていいほどに山南さんの死に関しての資料がない。
どう考えても何か知られたくない真実や隠したい何かがあるのではないか、(だれかにとって)と思っていましたが山南さんが切腹する以前の一年半、全く資料に名前さえも示されていないのは屯所にいなかったからなのではないか、という見解なんですけどね。
とても興味深いです。今年の総司忌の講演会で「山南さんに関することで新しい研究結果が出てきた」と話されていたのはこの事なのか。
話がずれましたが創作作品でも山南さんと総司の関係性がのちのちの総司の精神的な闇に関わるように書かれている作品が多いと思うんです。

今回の本では「人を斬ること」に対する作者の考えもかなり入っていてそれは今の現代的な考えが基盤になっていると思いました。
私は『武士道』というものが良くわかりません。
かっこ良くて美しい考えだとも思うけれどやはり人を斬ること、に対しては嫌悪感が否めません。
幕末の動乱期。
人斬り集団として恐れられていた彼らがどんな思いで剣を握っていたのか。
それは今になっては想像でしか分からないけれど。

子母澤先生のご本で八木家の家族による沖田総司像が『普段はニコニコとして子どもたちと一緒になって遊ぶ好青年』のように書かれていたことはご存知の方も多いと思います。数多くの作品においてもその沖田総司像が描かれていることも多いと思う。
ただ今回の作者先生は『人を斬ってニコニコできているはずがない』という見解。もし子どもたちの前でニコニコ楽しそうにしていてもそれは『演じている』だけであってもう一人の『闇の中にいる』沖田総司もいたはずだ、と。
そうでなければ沖田総司は人の痛みも分からない残酷な人間かもしくは精神的に何か問題があるのではないか、と。

『風光る』の沖田先生もなやんだこと、あるのじゃないかな。
セイちゃんという出会った頃にはもう自分の中で消化していてきちんと信念をもって『仕事』をこなしていたけれど。
人を初めて斬って何も思わない人なんていない。
悩んで苦しんで考えて。
それで『武士』というものがどういうものなのか自分の中で決着をつけたのではないかな。


本当に、なんていう時代だったのだろう。

私よりもはるかに若い青春時代を謳歌してよいはずの若者たちが人を斬らなければいけなかったなんて。


それでも。
『風光る』の沖田先生はセイちゃん、という愛する人に、命に変えてまで守りたい人に出会えて、セイちゃんにも命に変えてまで護りたい、と思ってもらえて。
こころから敬愛する近藤先生にも土方さんにも大事にされて。


新撰組の作品史上、一番幸せな沖田総司ではないでしょうか。


思いのままに語ってしまいましたが。
案外、風光るファンの方は新撰組史実には興味ないって方も多くて、こんなつまらない話を読ませてしまって申し訳ないです(>_<)
でもほら、友達には語れないし、家族もイマイチ分かってくれないし。
ここでしか語れないのよー!!!

なので、読んでくださり本当にありがとうございました!
ああ、スッキリ(о´∀`о)

「鬼神」や前雑記にも拍手ポチポチコメントもありがとうございました!
全然続き書けない!書ける気がしない!がんばれ、わたし!!

以下にお返事書かせて頂きますね!





紫音様
こんにちは。本誌の話ですがそうですよね!40巻も必死に秘密にしていたことをあんなにあっさりばらすとは!それならばなぜもっと前に良いように運んでくれなかったんだ、法眼様ー!!でもまあ。法眼夫妻が今のところ一番いい働きをしてくれていますから。あとは副長の...じゃないや。当の本人達が頑張ってくれれば。でも沖田先生もセイちゃんもこの期に及んで男女の関係は全く求めていないし男だろうと女だろうと二人が傍にいれればそれでいいんですよね。なんて美しい...きよらかな...(T^T)こんな下世話な妄想ばかりしている自分が情けないですよ(T^T)
「鬼神」の感想もありがとうございました!一話目からの艶、オッケー頂けて安心しました♪「こういうお話好き」とのお言葉もまた嬉しいです!今回の話は萌えよりも「物語感」を意識して書いているので筆の進みは遅いですが楽しみにしていただいているとの言葉が励みになりますので頑張れそうです!
それではこの度も拍手コメントありがとうございました!またお待ちしています(*^^*)

ちまる様
こんにちは。ちまる様は早売り地域在住なのですね!羨ましいーー!!あの一日がどんなに長いか...(T^T)私は史実で言われている通り沖田先生には甲府へ途中まで一緒に行かせてあげたいんです。これから近藤先生や副長と一緒に出陣する機会はなくなってしまうし最後に、と言ってしまうと悲しくなるけれどまだ歩けるうちに無理をしてでも武士としての沖田総司を私も見てみたいし沖田先生にも味わってほしい、というか。。なんというか切ないですね(´д`|||)
私もいつも来月号の予告で渡辺先生の名前を一番に探しますよ笑 もうすぐ単行本製作の時期に入ると思うし休載はある?いつ?とドキドキしています。重病を患っている私たちにはホントに二ヶ月は長すぎますよね(>_<)もう先の展開がドキドキすぎて本屋で立ち読みも出来なくなりました(挙動不審者になること間違いないから)
それではこの度もコメントありがとうございました!お風邪などひきませんように。またお待ちしていますね(*^^*)

rysa様
こんにちは。「鬼神」では山南先生出てきましたね!私の書くお話でも山南先生って初めてかもしれないです。山崎さんも。憧れの山崎さんはいつかは主役級で書いてみたい、という願望はあるものの大阪弁が曖昧なので書けません(^^; 今回は山南先生の知識が必要だったので出演していただきました!
それはそうと、「襲わないでいられるトキさんがすごい」って...!rysa様のその考えに笑ってしまいました(*≧∀≦*)あんなに弱ってるしね、可愛いしね、そりゃ私なら『今がチャンス』とばかりに襲っちゃうと思いますが...トキさんは...そうですね。沖田先生を据え膳にして我慢できるのだから出来た嫁です(*´∇`*)
そうそう、京都は1月に行けることになりました!150年の記念年からは外れてしまいますが(>_<)楽しんできます。幕末ブームですよね。私もアンテナ張っているせいか色々な場所でイベントやっている気がしますし新政府側の催しも多いけれど新撰組人気もやはり高いので嬉しくなります。多摩も賑わいそうですね!
それではこの度もコメントありがとうございました!またお待ちしていますね♪
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